三重県四日市で乳がん(ガン・癌)治療・乳腺専門医の重盛医院・乳腺クリニック
四日市市、川越町、朝日町、菰野町、鈴鹿市の40歳以上女性の乳がん個別検診を賜っています。
鈴鹿市以外は、令和5年4月に、お知らせが順次配布されます。
鈴鹿市では、お知らせの配布は無いので、対象者は、ご予約時に申し出ていただければ、うけていただけます。
当院では、マンモグラフィ撮影認定技師による、認定装置、二名の認定読影医(乳癌学会認定乳腺専門医)で撮影読影検査をおこなっています。
毎年の検査精度成績は、四日市市に報告しており、市内でも優秀な精度管理データとなっています。
クーポンを受け取ったら:
ご予約は、 お電話 059-321-2350 、インターネットまたは携帯から、お申し込みください。
検査について:
乳がんクーポン検診で実施する検査は、「マンモグラフィ」という、乳房を圧迫してレントゲン撮影する、ごく初期の乳がん所見を描出する検査法で、検査をおこないます。
まれに、マンモグラフィには映らない癌があります。任意で、実費3500円(税抜)にて、超音波を併用して受けていただくこともできます。 ぜひ、この機会にご利用ください。
※超音波検査のみは実施していません。また、クーポンの対象ではない方は、乳房ドックをお申し込みください。
結果について:
当院では、検査当日に、結果の説明をさせてもらいます。
- 異常のなかった方では、「受診者個々の画像をみていただき、乳腺濃度の状態」、「自己触診の方法」、についての説明をおこなっています。
- さらなる精査が必要と判定された方では、保険診療にて精密検査にすすみ、後日、結果説明しています。 (他院で精査をうけることもできます)
よくある質問
- Q1 乳がん検診 クーポンを利用して検診をうけていれば大丈夫なの?
- 40歳から2年毎に、クーポンが各自治体より配布されます。マンモグラフィ撮影を40歳代では2方向、50歳以上には1方向撮影で撮影され、触ってもわからない段階の乳がんの早期発見や乳がん死低減を期待しています。個人差で検診に向かない高濃度乳房の人や足の速い癌などもありますので、検診撮影のみならず、平素から、自分の乳房に関心をもって、乳房の変化に気を付けることも大切です。
- Q2 検診をうける間隔はどのくらいがいいの?
- 40歳以上の女性に2年毎にマンモグラフィ撮影をうけることに有用性(早期発見と死亡率低減効果)が示されています。ただし、受ける人によっては、検診に向かない乳房の人や、検診の間に発見される癌もあります。普段から、自分でしこりの有無について関心をもって、乳房を意識する生活習慣を身につけましょう。
- Q3 乳がん検診は、超音波検査とマンモグラフィ、どちらがいいの?
- 乳がん検診として有用性が証明されているのは、40歳以上の2年毎の「マンモグラフィ」です。
- 乳がんを発見する画像検査機器には、そのほか、「超音波検査」があります。40才代の高濃度乳房には、超音波検査を併用したほうが、早期発見につながることが示唆されますが、いまのところ、乳がん死低減につながるデータがないため、すくなくとも、超音波検査単独の検査はすすめられていません。
- Q4 いま病院で定期的に検査をしてもらっているのですが、クーポンがとどきました、診療とは別にうけたほうがいいの?また病院で、割引券として使えるの?
- 乳腺にはさまざまな良性疾患があり、ときに乳がんとの鑑別を要する場合があり、病院で定期的にフォローをうけている方や、すでに乳がんの治療が済んで、定期受診をうけている方では、クーポンが届いたからといって、診療と別にうける必要はありません。また、検査費の割引券にもなりません。まず、主治医に相談してみるのもよいかとおもいます。
- Q5 自己触診ってどのようにやるの?がんがどんな風に触れるのかわかりません。
- まず、検診をうけて乳房に異常がないことが分かったとき、自分の乳房を触ってみましょう。乳房独自の凹凸や、肋骨の位置など、初めて触るとドキッとするかもしれませんが、異常の無い乳房の触った感じを覚え、定期的に変化がないことを確認しましょう。